夏イワナと夏ヤマメがカワシンジュガイ?

毎日暑いですね。久しぶりの雨に思い出したように毛鉤を巻き巻き、翌日は早起きして川へ出掛けて来ました。

夏イワナ

林道を30分以上走って川に到着すると秋を感じさせるトンボの多さ、釣り支度をしているさなかからトンボがロッドにとまり始めます。昨日の雨と好天でスーパーハッチ?魚も沢山出てくれそうな予感です。

岩の上にとまるサナエ
川に降り立つと幾分水量が多く、水も透き通って感じられます。見ているだけで癒されますね。

さあ開始、どこからだっけ?久しく来ないうちに流れが大きく変わってしまって開始場所がわかりません。良さげなポイントを探して少し歩くと深みのある流心を発見、ふわりとプードルアントを浮かべるとデカいのが底から上がって来てカポッ! 毛鉤を銜え川底に戻るのを確認してから合わせましたが、アララ感触さえ分からないくらい見事なすっぽ抜け。。。

透き通った渓流の流れ

次は瀬肩で出るも毛鉤に口先タッチでUターン、こんな山奥でも擦れてるっぽい?

今度はイワナが付きそうな瀬尻に狙いを定めてキャストしてみましたが流心を大きく外れて岸辺の浅瀬にポチャ、やっちまったーとばかりに目を背けた一瞬の隙にロッドがしな~る、

釣れていました(^^;)今日のファーストフィッシュはなかなかの個体です。

ネットの中に横たわるイワナ
もしかして毛鉤がミスマッチなのかな?ワンパターンカディスに戻すと調子いい感じです。

水の中の毛鉤を銜えたイワナ
ランディングネットの中に横たわるイワナ
二時間ばかりで写真のような良いサイズを丁度10匹釣ったところで、今日のイワナ釣リは終了です。

ヤマメ釣りへ

実はこの後はヤマメ釣りの予定!少し休憩して体力を回復した後、大きく場所を変えて調べておいた入渓場所に向かいました。

岩の間に身を寄せるカジカガエル
Google先生が示しているので、ここが入渓点なのは確かなんですが草木に覆われ道がほとんど無くなっています。

進むのを躊躇していると近所に住んでいると思われる方から「釣りかい、ここ車置いていいよ」ですって(^^;) ありがたく駐車させてもらい川を目指しますが藪漕ぎが辛い( ノД`)、最近誰も入っていないらしく踏み跡さえ見つからず行ったり来たりで汗だくのヘトヘト状態です。

暫くして川の音が聞こえてきて、あともう少しという所で道の真ん中に鎮座するマムシ発見!よく見ると右側にももう一匹居ますよね、普段はこういう場合は迷わず回避するのですが、足場が悪くボサが酷すぎるので今回はそのまま恐々通り抜けました。

丸太の上にのるマムシ
また暫くすると視界が開け、やっと到着したヤマメ釣り場は想定外の砂礫底のボサ川だったので早々に終了確定です。

せっかく晴れたのに夏ヤマメを逃してしまいました。

ボサの中の流れ

カワシンジュガイ

後は帰るだけですが、その前に少しだけネタはないかと河原の散策です。

カワトンボに、

ヨシの葉にとまるカワトンボ
流れが変わって逃げ遅れた二枚貝? 砂から抜き上げるとまだ肉が残っていて臭い~。
しかも小型ながらもカワシンジュガイでしょ!これ!

砂の中干からびたカワシンジュガイ
ってことはまだまだいるはず、
今度は目を凝らして川の中を遡行すると見つけました。デカいですね。百年以上生きると聞きますが、まさにそんな風格すらあります。

掌の上のカワシンジュガイ
少し調べただけですが10匹ほど見つかりました。写真は大きなのだけです。

砂礫の上に並べられたカワシンジュガイ
今日もヤマメは外してしまいましたがまたもや発見、疲れた分も十二分に元がとれました。この場所はもう殆ど入らないと思いますがこのまま無事に百年二百年と生き続けてほしいですね。

エーアンドデイ 防水型放射温度計 グレー AD-5617WP
エーアンドデイ 防水型放射温度計 グレー AD-5617WP