真夏のガサガサとタナゴ釣り

暑くて暑くて毎日へとへとです。

日中を避けてシーバス釣りに出掛けてもルアーに口を使ってくれず、海に行っても温か過ぎてか数の割に小さいのしか釣れません。

もう少し涼しくなるまで、纏まった雨が降るまではお預けですかね。

近隣河川でガサガサ

積もるモヤモヤを払拭しようと今日は近所の何処にでもあるような半護岸河川で暑くなる前の早朝からガサガサしてきました。

ここは中規模河川の更に支流にあり、普段から魚影薄でアユやハヤ系の魚がほんの僅か見て取れる程度の流れですが、少し行くと上流に遡上止めとなる落差工があるため第一候補に入れていたポイントです。

川岸から護岸を擦り下りて大きな石を中心にガサると結構います。

ウグイ、マドジョウ、フクドジョウ、チチブ、カジカ、ヨシノボリ系の魚、モクズガニ等が写真の倍は捕れました。

残念ながら見たかったレア種はいないようです。

赤川支流の護岸された流れ
赤川支流のガサガサで捕れた小魚

一箇所目はハズしてしまいましたので続いて別河川に入ってみますが雰囲気だけですね。

渇水気味で捕りやすそう、なんてことはなく魚も少なく前の河川の半分以下でした。

なぜかモツゴと、あとはカジカにヨシノボリ系とモクズガニ。近隣河川では標高不足のため望み薄そうです。

真夏の赤川支流の枯れかけた流れ
赤川支流のガサガサで捕れた小魚

猛烈な日差しの下、ウェーダーを履いて歩いていたのでもう汗がダラダラ、スマートに帰宅する予定が手遅れっぽいです。いっそここまで来たら本流へも入いちゃいますか!!

上流に移動して橋の袂から河原に下りると、その本流も渇水気味で川底がドロンドロン、清涼感は感じられませんし支流に比べても魚が一番少なくカジカとヨシノボリ系が数匹だけでした。

もしかしたらダム上流まで行かないと駄目なのでしょうかね?なんだかすごく気分が落ち込みます。

手前の山裾、ちょっと目についた沢水が流れ込むような田んぼ脇の水路も少しだけやりましたがこんな所にもカジカを発見、あとはヌカエビ沢山でした。

下って、水生植物に覆われた水路ではホトケがいそうなのにノーマルドジョウばかり、これ因みにひと掬いしただけですよ(^_^;) 

田んぼ脇の水路で捕れたドジョウ

ここはタナゴパラダイス

あぁ〜、成果なしでもうクタクタです。美味しいラーメンでも食べて帰ろうかな…

帰りがけタナゴの様子見に堰堤下を覗くと、そこはお魚パラダイスでした。

春の頃は一匹も見れなかったタナゴもたくさん混じっています。

下の写真は少し細長いのも写っていますがほぼヤリタナゴの新子、見えるだけで千匹以上はいるかと思います。

その他にも水深がある方には大きいのも数います。この地域でこんな光景が見られるとは、今日出掛けて良かったよーーーーー。

小河川の堰堤下の流れ
堰堤下に群れるヤリタナゴの新子

こんな機会は滅多にないでしょう。入れ食い確定につき予定外でしたが釣ります!

活性はすこぶる高く、餌を落とすと着底前に浮子が横走り、まるでオイカワのようなアタリです。

序盤は入れ食いで次々掛かりますが活性高すぎて大暴れ、抜き上げて手元に来る前にポトポト落下してしまいます。

堪らず針を変えるとあっという間に魚は溜まってゆくので、水汲みバケツにエアーレーションをして三十分おきには水替えに走りました。あ~忙しい。

まだまだたくさんいますが、大きいのだけ狙って釣ったためか徐々に擦れてきてしまいペースダウンで二時間でこれだけ、もちろん雑魚ももれなく数十匹は釣っています。

意外と数が伸びてませんけど、久しぶりに十二分に楽しい釣りができましたよ~(*´∀`)

真夏に釣り上げたたくさんのヤリタナゴ

リリース時に新子だけ拾って観察ケースに入れてみました。大体4㎝くらいでしょうか。

みんなプリップリ、しかもあの数が泳いでいただけに何もなければ来年も安泰ですね。

大きくなれよ〜♫

八月に釣り上げたヤリタナゴの新子と夏空

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