前回の釣行で二つほど仕掛を駄目にしてしまい新しく作り直しました。
特に糸ウキ(シモリ)部分を上手く作るコツ的なものをすっかり忘れてしまっていて、失敗しながら思い出しつつ成形していたらこんな感じに仕上がりました。
今回は親ウキと糸ウキともに感度度外視の大きさ増しまし設計で、オヤジの目にも優しい仕様です。
準備が整うと気になり出すタナゴ生息地、早速これを持ってタナゴ釣査に出掛けてきました。
一回目釣査
過去の釣査から圃場整備されているような場所は二枚貝や魚が極端に少なくなり、田んぼに定番のマルタニシさえ見当たらない事も屡々、敢えてこのような所は探索範囲から外して残りこの地方の半分ほどを回りたいと思います。
朝六時スタート、近づいているのか良さげな水路が多くはなってきています。
しかしです。調べておいた十数か所を順番に見ていきますがなかなかタナゴは現れずアブラハヤ、タカハヤ、タモロコとモツゴとウグイにオイカワ、コイにフナにナマズにメダカが少々。雑魚のオンパレードに竿を出した所もほんの僅か、昼過ぎまでノンストップで続けていた探索にとうとう心折れてしまいました。
ここで必殺、感頼みのショートカットを決行し午後二時過ぎになって漸く最終予定地点に到着することができました。
それが、車から降りて水路を覗くとタナゴがたくさん群れてます。ビンゴ! ・・そしてそこは・・・タイバラの楽園でしたね(^_^;)
見つけた記念に水路に刺さっていた大きなヌマガイを穂先で釣り上げ、そして一番綺麗そうなタイバラとセットで記念撮影して終了です。惜しかった?
二回目釣査
家に帰ってから一人反省会。次は一度素通りしてしまった隣接するエリアを回ることにします。
今日は七時スタート。前回は時間をかけ過ぎて疲れ果てましたので本命箇所から回る予定です。
一か所目、現場に到着してすぐに水路の升の中に魚が群れているのに気付いて、遂にやったよー。
そして、車から取り出した釣り糸を垂れるとアブラハヤ、次もアブラハヤ?よくよく観察すると泳いでいるのは全て細長いのでした。
本命ポイントに魚がいたので確認もせずに思い込んでしまっていたようです。これには一気にテンション下がってしまいますね。
二か所目も細長いののようで小魚が逃げ惑うだけ、雰囲気は良いため一応周辺散策は済ませます。ここではマツカサガイを1匹だけ見つけました。
三か所目に行く途中、地図だけでは判らなかった良さげなポイントを見つけ覗き込むとヒラウチ発見で、スーーパーーリーチ!
釣り支度をしながら胸が高鳴っているところへ通りかかった小父さんが「タナゴ釣れるかー、お前○○にもいただろ?」なぜか結構離れていた場所での行動も見られていたらしく、何をしていたのか根掘り葉掘り聞かれてしまいました。傍から見たらそんなに怪しいかな俺(;’∀’)
別れ際「あそこは水が冷たいからハエ(ウグイ)しかいねー、ここはいるからタナゴいっぱい釣ってけ」
これには勝手にいい人認定。どうやら話の内容からここら辺一帯と二か所目近辺の田んぼの持ち主ようです。
色々お話を伺い過ぎて、もうネタバレされちゃったし(^_^;)、あとは丸いのと細いのどっちだろう?
答えは、お礼を伝えて別れた後の三投目でした! 本命の細い方、ヤ~リ~(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)
探索開始から計11時間、今回は早かったですね。
時間もまだいっぱい、さぁ釣りを楽しもうかと続けて釣ってみてもどれも小さくて、他に少し大きめのタイバラが1匹まじった以外は雌雄も分からないような子供ばかりで成魚が釣れる気配が全くありません。
もしかして繁殖シーズン真っ盛りか? 今日のところはここでの釣りを断念し他ポイントの釣査を優先することにします。
一応、この流域周辺を目視でと、予め決めていたポイントを回って魚影無し異常無しを確認してから小父さんがタナゴがいないと言っていたマツカサガイがいたポイントがどうにも気になっていたので、もう一度戻って周辺を調べてみるとすぐそばの流れ込みにヒラを打つ魚を発見です( ✧Д✧) あぶなかった〜、自分を誉めてあげたい。
ここでも多少タイバラや細長いのが混じりますが、本日二度目のヤリタナゴが釣れました。
ヤッター(ノ˶>ᗜ<˵)ノ ヤッターヨー(ノ˶>ᗜ<˵)ノ
続けて楽しく釣りすることタナゴが10匹ほどに、大きいのも釣れますが釣果は全部メスです。
この状況では綺麗な婚姻色の乗ったオスを写真に収めるのは無理かもしれません。
探索ノルマも終わっていたのでこれで終了し日を改めることにしました。
帰り道での二枚貝探し
帰り道で田んぼ沿いの道路端に車を停め畦畔を歩きながら二枚貝探しをしたところ、流れの無い升の中からは水管を出していたタガイを、そして外周の冷たい流れの砂礫質の小さな水路からはマツカサガイを見つけることができました。
タナゴ釣りの時はできるだけ探すようにはしていても見つからないことも多いです。
これだけ簡単に見つかるともっとタナゴがいてもいいような気もしますが探し方が甘いのでしょうか?
この地域も残すところあと僅かになりましたがまだ有望箇所は残っていますので探しやすい夏以降にもう一度気合入れて回りたいと思います((´∀`))
スッポン発見
実は今回釣りをした中でヤリタナゴを初めに釣り上げた水路で大きなスッポンを見かけました。
息継ぎのため浮上したのを偶然にでしたが丁度カメラを準備していなくて写真は撮れていません。
もちろん目撃したのは東北では初めてで、逃げか捨て亀かなとその時は思いましたが次のヤリタナゴを発見した水路付近にも二匹いました。
この時も探索中だったためスマホもカメラも持ってなくて写真はありません。二匹のうち小さい方の一匹は追い詰めた細い水路の底にへばりついたところを片手で押さえつけるのには成功しています。
それから掬い上げようと両手を添えた途端にあばれられ側溝の隙間に潜り込まれてしまいました。
魚も好きですが亀も大好き。一日で三匹も遭遇したのに写真を撮れなかったのは非常に悔やまれます。
三匹とも其々大きさが異なっていたのでこの地で自然繁殖しているはずです。
昔、北浦上流の水路で生まれたての可愛らしいスッポンを捕獲したこともあったけ。またスッポンで「とったどー」やりたいですね~。
タナゴ序に面白い場所見つけてしまいました。ここも要チェックです。