水も引いて、そろそろいい頃合い、前回引き返した月山水系の川へ出掛けてきました。
下見の入渓点から意外と苦労して川へ下りると、そこは絶景。来た甲斐がありました(☆▽☆)
いろいろとおかしい
![藤島川の澄んだ流れ](https://tanago-flyfishing.com/wp-content/uploads/2022/09/P9162083.jpg)
釣り易そうですし、これだけ歩いた後ならボコボコ釣れるはず・・はず・・・でした。
釣れね~。
写真のような所には魚は着いていないのは判りますが、ここぞという場所でも魚影無し、魚がいません。
テンションだだ下がりの中、なんの変哲もない流れに投じた一投に飛び付いてきた斑紋の異常に大きなイワナ。
これ一匹とバラシが一匹だけ、ほどなくして巨大な堰堤が立ち塞がり高巻きもできずに一時間足らずで終了です(;’∀’)
![月山水系斑紋の大きなイワナ](https://tanago-flyfishing.com/wp-content/uploads/2022/09/P9162088.jpg)
退渓からの再入渓
入渓点まで戻って考えました。これで終わるのかと・・・・
普通なら何処かに堰堤上流までの道があるはず・・はずですよね。
もう少しだけ。今度は川沿いに見つけた踏み跡らしき所からまた藪漕ぎ開始です。
暫く行くと辿る痕跡さへ無くなってしまって山の急斜面を四つん這い状態、衣服は泥だらけ、そこからあともう少しあともう少しと歩を進めると眼下に大きな構造物が見えます。
目的の堰堤を確認できましたよー( ;∀;)
ここから更に下りるのも大変そうですが無事帰れるのかもすごく心配で、それを考えると精々釣りは午前中いっぱいぐらい、残り二時間弱でしょうね。
![月山獣道](https://tanago-flyfishing.com/wp-content/uploads/2022/09/P9162090.jpg)
![藤島川10メートル堰堤](https://tanago-flyfishing.com/wp-content/uploads/2022/09/P9162106.jpg)
渓相は下流に劣らず見事です。
ただね~、ここまで苦労して入ったのにここにもお魚が、い・な・いー(TωT)ウルウル
川までの道が無い所への放流はないと思いますが、釣り人が入っているとも思えなかったのに残念です。
![藤島川上流の流れ](https://tanago-flyfishing.com/wp-content/uploads/2022/09/P9162100.jpg)
一時間くらいして諦めかけた時、写真の落ち込みに浮かべた毛鉤に川底からスーッと現れて食い付いた綺麗なイワナです。
たったこれ一匹。まだまだ遡行はできましたが釣果は期待出来そうもなかったので、少し時間を残してこれで退渓としました。
![月山藤島川の流れ](https://tanago-flyfishing.com/wp-content/uploads/2022/09/P9162099.jpg)
![月山水系藤島川上流で釣れたイワナ](https://tanago-flyfishing.com/wp-content/uploads/2022/09/P9162097.jpg)
もちろん帰りも汗だく泥だらけで車に着いた頃には皆さんから頂いた、おニューのシューズも年期の入った様な草臥れシューズに様変わりしていました。ごめんなさい。
![汚れたパズデザインのウーディングシューズ](https://tanago-flyfishing.com/wp-content/uploads/2022/09/P9162110.jpg)
年甲斐もなく無茶した割には釣れませんでしたねー(^^;)
自分にはマイナー河川が合っているようです。
良さげな川見つけたので禁漁前にもう一度出掛けてみるつもりです。