3月3日の初釣行
待ちきれずに増水しているであろう渓流へ出掛けてきました。
川には釣り人の姿はなく橋の上から川を覗き込む人影が、ちらほら・・・
案の定、昨日までの悪天候で本流筋は濁りが入っていて釣りになりません。
やっぱりダメでしたね~。
本流は諦め支流の枝沢へ入ろうかと車を進めましたが今年は雪が多いようで未開通、
無念ここまでです( ノД`)
帰り路に目に入った道路脇の流れに堪らず、数百㍍だけ竿を出してみました。
久しぶりの流れは格別で青い空と川のせせらぎが待ち焦がれた心に沁みてきます(T-T)
半年ぶりに釣り開始、冷たい流れを丁寧に探って行きますが、やはりいくら待てど生命反応ゼロ、全く釣れる気配がありません。
実は此処、道路沿いのメジャーポイントだけあって釣れた試しがなかったんですよね(^^;
そんな訳で初釣行は雰囲気を味わっただけのボーズで終了でした。
仕切り直して初釣果
それから十数日・・・
やっと天候に恵まれ今年二度目の出撃、過去解禁当初に良い思いをしていた渓に様子見に入ってみます。
綺麗な流れ、増水もなく好ポイントの連続でも魚の出る気配は全くありません。
解禁間もなくで抜かれてしまってるはずもなく、今回も漁協による放流は全くされていないようです。
30分程で見切りをつけて別の河川へと向かいます。
次にやって来た渓、此処も雪が多いですね、お陰で藪漕ぎしなくても何処からでも楽々入渓できました。
入渓してすぐ、この時期限定のトロリとした流れにニンフを沈めると、それを追うようにマーカーが流れの中にスーッと消し込みます。
早速キタ感じ! 軽く合わせるとロッドのティップをグイグイ引き込む懐かしい手応えにゆっくりと抜き上げてみれば、雪の上に横たわったのはサビが残るナイスサイズのイワナでした。
此処にはいますね~。
ポイントさえ見つけられれば割と簡単に釣れてくれます。
水深ある落ち込みの流芯からチビヤマメ。
また、流芯脇の緩い流れから痩せ細ったイワナ。
少ないポイントを拾い釣りして数匹追加した頃、
生暖かい風が山肌から吹き降ろすようになり、次第に川にも雪代が入りだしたので昼前でしたが退渓としました。
春なのに放流なしですか?
今年は早くも数本の川に入りましたが何処も魚影は薄く多分放流等は行われていないのでしょう。
ここ数年魚の減少を肌で感じていましたが、この調子だと今年も早くも期待薄な気がしてしまいます。
釣るだけ釣っても魚は何処からか湧いてくる的な考えの人もいますが、個人的にはベテランの方であれば小規模河川の魚(マス類)は容易に釣りきってしまえると思っていますし、そうした場合回復も難しいのではないでしょうか。
だからと言ってキャッチ&リリースを声高に叫ぶ気もありませんし、持ち帰りをダメだとも思いません。但し何事も程々、皆がその川の環境を理解して程々に遊び・・・そして足りないところは程々の放流に頼れたら・・・・・・
なんて年ですかね~、釣れない日は自分の腕はそっちのけで、あ~だこ~だ考え込んでしまいがちなこの頃です(;’∀’)
それでも最近は魚影の無い川が多いのも事実、新たな水系開拓も考えています。
絶対竿を出せないような区間があるような川は、意外と残りますっけね。
自分がタマに行く川は、夏になると芦で水面が覆われる箇所が何か所もあって、稀に、ごく稀に良いのが出ます!
出たから釣れるとは限りませんが・・・・・(笑)
別の川は、放流するのは夏前で、組合員が挙って放流場所前後群がるようなところもあります。組合員以外の、年券、日釣り券購入者は無視されてるようで、気持ちのいいものではありませんね。