大人の昆虫採集第二弾　タマムシに会いたい

昨年、捕獲に失敗した北限のＴ虫、またの名をタマちゃんを求め大人三人で再度アタックしてきました。

去年は仙台市から探索して失敗していたので、難易度を下げて南下しての再挑戦です。
まず見つけないことには、ということでもう北限じゃない気もしますがそんなこと誰も気にしていないようです(;’∀’)　調べた情報によると、Ｔはここら辺に沢山生息しているはずでした。

登頂しながらそれらしき木を探して回りますが手がかりすら発見できません。実際に来てみると想像していた場所との違いもあり、さすがに焦りだします(ﾟｰﾟ;A　　こんなはずでは　・　・　・　・　・

Fストーンさん曰く、関東に在住していた方は『害虫』と呼んでいたそうですが、宮城県内ではその害虫さへ簡単には見つけられないのでしょうか？残るはローラー作戦！エノキ、ケヤキがありそうな神社や公園をしらみつぶしに回ることにしましたが、悲しいことかな、土地勘がないのでたぶんザル探索です。なかなか見つけられずに何個所か回ったうちの一つ、ロケットがある公園。セミの溜まり場的な所でしたがエノキもあり雰囲気は良いところでした。ここが一番期待できそうな感じでしたが結局見つけられず、代わりに大規模な樹液酒場を発見して終わりです。

あとはどこを探したら良いのか、そろそろ行く当もなくさ迷い始め、ほぼこの時点でギブアップ、私の夏も終わりました○|￣|＿　状態です。　あぁぁ～。
しかし、ここでもまた救いの神N氏が昆虫公園なるものを探し当て、すぐさま直行しました。何やら昆虫公園ではカブトムシや水生昆虫、その他オオムラサキが見られるパラダイス的な所らしい　・　・　・　、昆虫の種類は違えど萎えていた気持ちが奮い立ちます。
暫く移動して到着した公園の入り口に設置されている看板、情報に偽りなし(=´▽`=)
『きっと今まで見られなかった虫達の不思議を、この公園で見つける事ができますよ』って！涙が出るぐらい嬉しい文句にやる気が一気にＭＡＸ状態です。

早速、入り口付近にある水場ではシマゲンゴロウの表記を見つけガサりますが、網の中にはザリガニいっぱい？！とても水生昆虫が住める環境ではありませんね。
仕方なく水辺は諦めて林の中へと歩を進めると程なくして行き止まり　・　・　？

入り口付近の良い雰囲気だけでそれっきり、水辺を作って空き地にクヌギやカラタチの木を植えてハイ終わり、いろいろ見てきましたが虫を知らない人が造った感が半端ない施設で昆虫が集まる環境ではないようです。それを察してかFストーンさんは早々に離脱。

最近成長著しいN氏も粘りますが成果なくタイムアップです。Fストーンさんは、『一生来ることはないだろう』と言っていましたが、全く同感です！まだ自然の雑木林の方がよっぽど遭遇確立たいと思いますね。

このままでは写真が寂しいので帰り道に仙台市内の雑木林で日暮れが迫る中プチ探索、コクワガタに２匹に、メスカブト発見で日暮れになりタイムアップです。

もう１時間早ければもっと見つけられた気がしますが、当初の目的はT～、道のりは険しいです。今回はT虫の捕獲失敗と残念だった昆虫公園、いろいろ考えさせられるとともに勉強になった一日でした。来年も探索チャンスがあれば更に南下、県境越えも視野に入れなければならないと思います。
参加された皆様申し訳ありませんでした。ブログも更新できずに傷心気味の私、そんなところへＮ氏からの便りにホッコリ。N氏の手に乗る見事なオスカブトムシです。住居周辺が自然環境に恵まれ毎日のように飛来するそうですよ。

来年も頑張ります！