サイトアイコン 明日も釣り日和

ウェーディングシューズのフェルトソール張替

ウェーディングシューズ補修

解禁まで残すところ一ヶ月をきりましたよ~ヽ(▽ `)ノ


購入してから三年ぐらいでしょか?一般的にウェーディングシューズは内くるぶし辺りの縫い目が擦れて縫い目が解けてしまう事が多いのですがこのシューズは使用前にアクアシールで補強を試みていたのでその部分には全く破損個所はないようです。ただし、度重なる釣行でフェルトがツルツル、そのうえ靴紐が切れてしまったものをシーズン中に数回結んで使用した後がありますヾ(;´▽`A“
このウェーディングシューズの今回の修理箇所はこの二点、フェルトソールと靴紐を交換することにしました。

フェルトソール剥がし

ミッドソールとフェルトの間にカッターで切れ込みを入れながらペンチ等で力を込めて少しずつ剥がします。

ある程度剥がれて素手でフェルトを押さえれるようになったら体重を掛けながら接着面を軽くカッターでなぞると効率よく剥がれるようになります。
見ての通り張り替え作業の中で一番この作業が大変です。じつはこの方法以外にも接着部分を熱湯に浸して接着剤が柔らかくなったところを剥がすやり方もあるのですが、確かにお湯を使うこの方法では作業がし易くなりますが自然素材の油分が抜けて収縮してしまったり、人工素材でも形が崩れてしまったりとシューズを痛める事も多くて今ではこのやり方はしていませんし、そんな訳であまりお勧めもしません。

成形と下準備

意外と原型を保っていたので予定とは異なりますがこの古いソールを型にしてフェルトを切り抜きフェルトソール部分を作りました。
この時シューズ側ミッドソールに剥がしもらしたフェルトや接着剤が残っているのであればカッターや粗目のサンドペーパーで下地を整えます。

張り合わせ

接着剤はのコニシ ボンドG17 170ml、量販店では400円程度で販売しているものを良く使用していますが接着面を目立たせたくなければ少し高くなりますがGクリア170mlもお勧めです。接着はフェルトの種類にもよりますが接着剤を意外と吸収しますので何度か接着剤を薄く塗付して目止めを行った後に本塗り、両面に接着剤を均等に塗り終わったら10分程おいて半渇きになるのをまってから貼り合わせて圧着します。
これで、めでたく乾燥待ちのはずでしたがフェルトの反発力が強過ぎて剥げてきてしまいましたので、ここはクランプにて仮止めを行いました。


接着後、丸一日してからクランプを取り外して、はみ出た接着剤とフェルトを削り取り再整形を行ってから最後に新しい靴紐に交換して完成です(好みによりますが同じ要領でかかと部分を後付けることも可能です)。

補修完了

普通なら靴底が平らでなく型が取り難いこのシューズの場合は貼り合わせた後にはみ出た部分をカットする方が確実でしたが、今回は剥がしたフェルトを原型としてソールをカットした後で貼り合わせたので微妙に合わないところが出てきてしまいました。この不揃いな部分は削って修正を試みていますが結構目立ってしまっています(^^;)。2~3回釣行したらすり減って分からなくなるんでしょうが失敗しました。次回の改善点とします。
がんばって補修したこのシューズもこうして見るとヨレヨレですね。これをまた数年履き続けられたらと思たりもしますが、どうでしょうか。他にもほつれてしまったりで使えないシューズがあるのでそちらの方も修理できないものかと思案しています。


双進(SOSHIN) フェルト角切り ブラック No.1540


阪神素地 S-58 フェルト交換用接着剤

モバイルバージョンを終了