新ケージで最新ビバリウムレイアウト製作!

ビバリウムケージ到着

注文してから1か月余り、殆ど忘れかけていた特注ガラスケージが漸く届きました。今回のケージサイズは幅45cm×奥行30cm×高さ60cmの枠付きガラス引き戸タイプです!

小さなカエルに対して45cmの奥行きとオールガラス水槽のため重量を持て余していたので奥行を15cm短くしたのとケージを枠付きにしたのとで軽くなった分高さのある物にしてみました。持った感じでは45サイコロオールガラス水槽と比べてもまだまだ軽く取り扱いし易そうです。
ただし、写真では判りづらいですが手作り感満載で仕上げは決して良いとは言えない代物で神経質な人はダメかもしれません。

そしてガラス面には以前と同様にルーターにて側面にコード通し用と前面に排水用の穴を空けてケージ準備完了、それに照明は寿工芸 フラットLED 400を2灯乗せて使用します。

照明がのリ中に流木の入ったガラスケージ

新レイアウト作成

初の高さ60cmケージ! この高さを活かした壁面縦長レイアウトにしようと壁面用素材には写真の極床(きわみどこ)造形君ダイソーのオアシスを、底床にはニッソーカスタムソイルを用意しました。

床に置かれた極床造形君とオアシスとカスタムソイル

あとはいつも変わらぬ工程に移ります、排水口周りをネットで囲ってから軽石を4cmほど投入して、その上にカスタムソイルを3cmほど敷ます。ガラス背面には完成後の形を想像しながらオアシスを成形しながら積み重ね基礎作りを行います。そこに崩れた崖から露わになった木の根をイメージして流木を埋め込み、壁面最上部には前のケージから引き剝がしたミヤマムギランヒメイタビ屋久島産(小型のフィカス)が活着したコルクを置いて、それから最後に極床造形君を貼り付けていきます。仕上げにソイルにキューバパールグラス水上葉の植え付けと、壁面を指で押しながらに細かな凹凸を作ってカエルの足場とリアルさを演出して完成です。

少し植物が寂しい気もしますがこれからの成長待ちという事で ・ ・ ・ ・ 手が掛からない観察向きのレイアウトが完成しました。

早速、出来立てのビバリウムにカエル達を投入しましたが、あれれ?  渾身のレイアウトが絶壁過ぎて全然登れていません(^^;)

ガラスケージ内のキオビヤドクガエル

翌日、やっと上るルートを学習したのか皆高い所へ、やはりこの種キオビヤドクガエル(Dendrobates leucomelas)は高い所を好みますね。

ガラスケージ内のビバリウムレイアウト

ショウジョウバエ脱走対策

一応、ハエの脱走対策として引き戸ガラスの合わせ目の所(写真右下)に網戸用すき間モヘアシールと引き戸と本体の接面(写真左)にニトムズ防水ソフトテープを加工貼り付けして対策を講じていましたが、翌朝から数十匹単位の脱走バエに悩まされ、すぐに妻にもバレてしまいました(^^;)

原因が分らずひたすら脱走バエを捕獲する日々 ・ ・ ・ ・ ・
もしかして! ガラス戸と上部レールの隙間が気になり網戸用すき間モヘアシールをカットして引き戸の上部に貼り付ける(写真上)と翌日からピタッと止まりましたよ(T_T) ここはね~ 盲点でした。

それでも引き戸開閉時にまだ脱走されることも時々ありますがそれは注意不足という事で気を付けましょう。

ガラスの引き戸に貼られた隙間テープ

ビバリウム2か月後の様子

製作してから2か月後、上部に置いたコルクには自然発生した種類も分からないコケが生え、ミヤマムギランヒメイタビ屋久島産はしっかり活着し盛んに脇芽を伸ばし増殖中です。それに何度も失敗しているフィカスsp マウントベサールも途中から追加してみましたが今回は順調に成長し脇芽が沢山出始めています。

ヒメイタビとミヤマムギラン

これが二か月後のケージ内の全容です。
初期の頃と違いはイマイチ判り辛いですがしっかり活着したのでこれからの成長は割と早そうですが、壁面すべて緑に覆われワシャワシャ状態になるにはもう半年ぐらいは掛かりそうですね。

そして、期待していたキューバパールグラス水上葉はなぜか失速気味でソイルがブラウンタイプだったので肥料不足のような気もしてきました。今後も成長が見られない場合はマグァンプK等の園芸用固形肥料を与えてみる予定です。

もし、ワシャワシャ状態になりましたら再度アップしたいと思います。

ガラスケージ内のビバリウムレイアウト